伝説の勇者ダ・ガーン

『伝説の勇者ダ・ガーン』（でんせつのゆうしゃダ・ガーン）は、サンライズが制作し、1992年から1993年にかけて放送された勇者シリーズの第3作目のアニメ作品です。物語は、小学生の高杉星史が、地球の意志を象徴する「オーリン」を手に入れたことから始まります。彼は世界各地で眠る8体の勇者の指揮官として選ばれ、勇者たちは普段「勇者の石」として存在していますが、星史によって目覚めると、現代の乗り物や機械と融合し、星史の指示に従う強力なロボットになります。彼らの敵は、地球のエネルギーを奪おうとする侵略者オーボスとその部下たちです。本作の大きな特徴は、これまでの2作品とは異なり、連続性のあるストーリー展開を採用している点です。また、キャラクターの性格をより深く掘り下げて描いている点も、後の勇者シリーズに影響を与えました。ダ・ガーン自身は複数の形態を持つロボットであり、アースライナーやアースファイターと合体してダ・ガーンXとなり、さらにガ・オーンと合体することでグレートダ・ガーンGXになります。ダ・ガーンブレードやブレストアースバスターなど、多彩な武器と必殺技を持っています。