太歳星君
太歳星君は、ゲーム『Fate/Grand Order』に登場するアルターエゴクラスのサーヴァントです。太歳神とも呼ばれ、太歳(木星の鏡像とされる仮想の天体)が神格化した存在です。太歳は地中を移動する肉塊の怪物「視肉」と同一視され、その伝説から災厄をもたらす祟り神としての性質も持ちます。太歳神は、その年の十二支の方角に位置する方位神であり、その方角での行動の吉凶を左右するとされています。ゲーム内では、太歳星君は複数の意識が融合した存在として描かれ、通常は少年の姿で現れますが、青年期の姿も存在します。強力な呪いの力と炎を操る戦闘能力を持ち、アルターエゴとして騎兵クラスに有利で、騎士クラスにはダメージが半減します。スキルでは、味方全体のアーツ性能とNP獲得量をアップさせ、ガッツや弱体無効を付与し、敵にはスキル封印や宝具威力アップを付与します。宝具「太歳頭上動土」は、人特攻の効果を持ち、敵が倒れると呪いを発動させます。物語上では、太歳星君はイベント「海魔クライシス」で入手できる配布サーヴァントです。